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発火・燃焼データベース

   電気火災のうちもっとも多い電源コードの短絡に起因する火災事故について、事故品から採取した溶融痕が発火源となった一次痕か、火災熱によって生成した二次痕かを識別することは発火箇所特定において重要となります。
 電源コードが短絡すると、心線である銅が溶融し、空気との接触などにより凝固後の溶融痕に酸化組織が出現することがあります。
このとき、初晶(凝固開始直後から晶出する結晶)は酸素濃度によって異なり、共晶点(酸素濃度0.39wt%)より低いと銅、それより高いと亜酸化銅が析出します。
 何れもデンドライトと呼ばれる樹枝状結晶となり、その二次枝間隔(DAS:Dendrite Arm Spacing)が、凝固時の冷却速度に依存することが知られています。一次痕と二次痕では生成時の温度に明らかに差があり、これが溶融痕の冷却速度の差になって現れ、その結果DASが異なってくると考えられます。
 本データベースは、こうした考え方のもと、識別フローによる作業を行い、一、二次痕の識別に有効な短絡痕が生じた際の雰囲気温度を推定するものです。
 
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発火・燃焼データベースの使い方

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組織観察マニュアル
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電線の溶融痕に関する一考察

発火事故原因究明マニュアル

   製品評価技術基盤機構(NITE)では、事故情報に基づき事故の未然防止・再発防止の観点から事故調査・原因究明のためのテストを実施しているほか、そうした事故調査や事故原因究明に必要となる、強度解析分野、家電製品の発火・燃焼分野等での原因究明技術の開発を行っています。
 この度NITEホームページ上に掲載しました、家電製品の発火事故原因究明に係るマニュアル、データ集等は、無償でダウンロードできますので、ご自由に利用してください。
 

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